チョイ悪中年ライダーズ 2007-F1観戦記
「チョイ悪中年ライダーズ
2007-F1観戦記」
(富士スピードウェイはウェットだった編)
まだ残暑の残る・・とある日・・・
「今年もF1の券があるけど 行かないか?」
「去年行ったレースきゃー?」
「今年は鈴鹿で無く・・静岡県小山町の
富士スピードウェイなんだけど・・・」
「ほれで・・ビャークで行くんキャー?」
「いやーー実は今回の富士スピードウェイは
マイカー乗り入れ禁止なんだ・・
すべてライドシステムで俺は静岡から観光バス
に乗って行くんだけど・・」
「なんだ・・ビャークでにゃーのか!」
「静岡までなら・・バイクで良いけど・・
天気があまり期待できないんだ・・」
「雨キャー?」
「まだ数日前だから・・分からないけど・・」
「そーだ・・なやー・・去年は思ったより
面白かったギャー!」
「それじゃーOKだね!」
「しかし・・この日は・・わしゃー用があるでよ!」
≪ガクッ・・・≫
「そーーか・・じゃあ別の人を誘うわ・・」
「次回のツーリングは宜しくね!」
「りょーきゃー」
その日の夜・・
「りょーまー・・F1って興味ある?」
「F1って何?」
「世界で一番速いカーレースなんだけど・・」
「面白いの?」
「パパは大好きだけど・・」
「じゃーー行こうかな・・
一度 おかーさんに聞いてみる・・」
龍馬は小走りで台所へ・・
「あなたーー危なくないの・・」
「まあね・・」
「何か・・怪しいわね?」
「静岡から観光バスなんだけど・・
静岡までバイクで行っていい?」
「ぜったい・・駄目!」
「新幹線ならいい?」
「しょーがないわね!」
「よーーし!りょーまーF1行こうぜ!」
「はーーーい!」
ということで龍馬と新幹線&観光バスでF1に
行くことになった・・
そして当日・・
「ぼく・・ねむうーーい!」
「観光バスでは・・たぶんいやでも時間があるから
ゆっくり寝れるよ」
朝早くから起きて静岡駅に向かう~~~
集合時間は8:30だ!
「ぼく新幹線に乗るの初めて!」
「幼稚園ぐらいのとき新幹線で横浜へ行ったけど・・」
「覚えて無いーーー」
「現金なやつ!」
龍馬初めて?新幹線に乗る!
観光バスは東名高速道路までは順調に行ったが・・
足柄SAで降り県道を走った・・そして・・
渋滞にはまってしまった・・
龍馬はしっかり睡眠中だ・・
「運転しなくても結構疲れるな・・」
バスは細い道をノロノロと徐行している・・
そして・・富士スピードウェイに到着したのは
12:30頃だった・・
「りょーまー・・やっと着いたよ・・起きろよ!」
「ここ・・何処・・?」
「ここは富士スピードウェイ!
1時間後にF1決勝戦が始まるぜ!」
「F1ってなんだっけ?」
「もーーー!世界で一番速いカーレース!」
「そう!そう!そうだったね!」
まだ1時間あるからグッズでも見に行こうか?」
「良い物があったら買ってね!」
「OK!ただし高くないものだぜ!」
「はーーーい!」
バスを降りると小雨が降っていて
皆ゾロゾロと歩いてる・・
サーキットの周りは自然に恵まれて・・
環境は良さそうだが・・
しかし鈴鹿よりも・・なんか活気が無い・・
小雨が降っていて皆ゾロゾロと歩いてる・・
「りょーまー・・合羽着ようぜ・・」
「傘は?」
「傘だと観客席で後ろの人の邪魔になるだろ!」
「そうだね!」
サーキットの地図を見ると・・
「俺たちの席は近いけど・・グッズ販売は・・
えーー!結構 遠いな・・」
雨のため・・駐車場の地面はぬかるんでいる・・
ところどころ・・長蛇の列が・・
「おとーさん!皆どうして並んでるの?」
「えーーと・・トイレだ!」
「トイレに入るのに並ぶの!」
「そのようだぜ!」
やっと・・グッズ売り場に到着する・・
やはり昨年ほど活気は無い・・
「昨年の鈴鹿はレースクイーンが
デモカーの横でトークショーなどやっていたり・・
歩くのも大変なぐらい混み合っていたり・・
してたのに・・」
「龍馬!なにか欲しい物があったら・・言いなよ!」
「あまり・・無いなあ・・」
「このTシャツなんかは・・どおーかなー?」
値札を見ると・・7千円となっている・・
「ちょ・・ちょっと龍馬には似合わないな!」
「このキャップは?」
値札は5千円と表示してある・・
「次の店に行こうぜ!」
“セール”と表示してあるコーナーがあった・・
キャップが並んでる・・
「これは旧型ですが・・
ひとつ1,500円ふたつで2,000円です・・」
「りょーまー!これ安いよ!これ買おうぜ!」
“BARホンダ”の表示がしてある・・
「うーーん!あまり僕には合わないな・・」
「おとーさんに似合うよ!」
「そーーか!じゃこれ下さい!」
佐藤琢磨選手の旧型のキャップをゲットした・・
「このピンバッチは?」
「いまいち!」
「向こうのお土産売り場へ行こうぜ!」
そこには入れ物がタイヤの形をしたお菓子が売っていた
「これなら・・
おかーさんもおねーちゃんも食べれるね!」
「そうか・・龍馬はママやおねーちゃんの分も
考えていたのか!」
「さすが!俺の子!」
「このタイヤのお菓子下さい!」
そして・・お土産をゲットした・・
「おとーさん!トイレ!トイレ!」
「まだ並んでるなーー」
「我慢出来ないよーー」
「しょうがない・・向こうの茂みの陰で用を足そう!」
二人で仲良く並んで“タチション”した・・
富士スピードウェイは雨のため・・
ところどころぬかるんでいた・・
佐藤琢磨選手の旧型のキャップと
タイヤの形をしたお菓子をゲットした・・
雨は少し強く降り出し・・路面もウェットのようだ・・
ダンロップコーナーの観客席は少々空いていたので
一番前に座った・・
「さあ始まるゼ!」
ヴゥオンーーーーーーーー
コーーーン コーーーン
「来た来た・・すごい水しぶきだ
あれ!前にベンツが走っている・・」
――現在 雨で危険のため
セーフティカーで先導しています――
《会場は場内アナウンスがあり・・
逐次レースの状況を知らせていた》
「じゃあ・・追い越し禁止か・・」
「すごいスピードで・・大きな音だね!」
「まだ・・雨のため全力で走っていないんだーー」
「へーーじゃ全力だともっと速いのーー」
「天気のいい日だともっと速いよ!」
「すっごいい!」
雨はやっと小降りになり・・
セーフティカーは20週ぐらいまで先導して・・
ピットに入っていった
「これからが本番だぜ!」
「おおーーすごいい!あの車コーナーで抜いたぜ!」
「あの車クルクル回ってるね・・わざとかな?」
「そんなわけ無いよ!
なるべく早い時間で走らなくてはいけないのに・・」
「日本人は出てるの?」
「佐藤琢磨選手と山本左近選手が出てるけど・・
今回は調子が悪そうだ・・」
「日本の車も走ってるのかな?」
「“トヨタ”と“ホンダ”と佐藤選手の所属している
“スーパーアグリ”と3チーム出てるけど・・
あまり上位に居ないなー・・」
「現在の1位は誰なの?」
「ハミルトンって言うやつだけど・・ルーキーなんだ!
でも今年の年間チャンピョンになりそうだから・・
すげーー新人だぜ!」
「・・・」
「来た来た・・すごい水しぶきだ・・あれ!前にベンツが走っている・・」
ダンロップコーナーの観客席は少々空いていたので一番前に座った・・
ダンロップコーナーでもスピン車・・続出!
雨は少し強く降り出し・・路面もウェットのようだ・・
しかし今回のツアーは帰りの渋滞を避けるため
途中の15時ごろ帰るという企画だったので・・
「それでは・・皆さんバスに戻って帰ります!」
「えーーー残念!!」
「でも・・渋滞で帰るの遅くなるのはいやだし・・」
「しょーがない・・龍馬・・帰ろうぜ!」
「はーーーい!」
バスは順調に走り・・静岡駅には17時に着いた・・
「思ったより速く着いたな・・ここで夕食にしようか?」
「ここに入りたい!」
龍馬が指差したのは韓国料理だった・・
「かんぱーーい!」
韓国ビールとジュースで乾杯をして・・
「りょーまー面白かった?」
「うん!」
「雨が降らなければ・・もっと面白かったけど・・」
「でもすごい迫力だったよ!」
「そうだね・・龍馬も大きくなったら
F1パイロットになりたい?」
「ちょっと怖いかな・・」
「そうだね・・クラッシュすると大怪我するし・・」
「おとーさんも心配するし・・」
「そーーだね!可愛い龍馬が怪我をするのはいやだし」
「まあ・・龍馬の好きな職業を選べば良いよ!」
「はーーーい!」
「お腹いっぱいになった!」
「このお鍋も辛くて美味しかったよ!」
「そうか・・じゃ帰ろうか・・ママも心配してるし!」
「「はーーーーい!!」
「かんぱーーい!」韓国ビールとジュースで乾杯をした!
「お腹いっぱいになった!」「このお鍋も辛くて美味しかったよ!」
今回のF1は残念ながら・・
日本チームも日本人も上位に入らなかった・・
次回も富士スピードウェイで開催だが・・
再来年は鈴鹿サーキット開催が決まった!
頑張れ日本チーム!
そして日本人の最高順位は3位なので
是非・・優勝を目指して・・
頑張れ・・ニッポン!!
頑張れ!!佐藤琢磨選手!!!
(参考)
近代F1が始まった1950年。その記念すべき開幕戦で優勝したのは当時アルファロメオのジュゼッペ・ファリーナ(イタリア)。同年のチャンピオンにもなっています
今年から開催される富士スピードウェイでは1976年、1977年の2年にわたり「F1世界選手権・イン・ジャパン」と称して日本GPが行われています。実に30年ぶりの開催となるわけですが、コースは最新の安全基準にマッチするよう、上海やイスタンブールのサーキットを手がけたヘルマン・ティルケ氏が改修。オリジナルの特徴を生かしつつ安全でかつ挑戦しがいのあるコースへと生まれ変わっています。
初めて鈴鹿でF1が開催されたのは1987年の第15戦。当時フェラーリだったG.ベルガーがポールポジションから優勝しました。そのベルガーの予選タイムは1分40秒042。最後に行われた2006年はF.マッサがポールを獲りましたがそのタイムは1分29秒599。最終結果ではありませんが予選第2ステージのM.シューマッハは1分28秒954でした。マシンにさまざまな規制が加えられても20年で11秒も速くなっていることになります
PS この物語は ドキュメンタリーではなく 作者が勝手にアレンジしたものです
よって登場人物や出来事など 事実と相違する箇所がございますので ご了承下さい
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